ブルーボタンインコのぼたんちゃん。お父さんが大好きで姿を見つけると片時も離れない甘えん坊さんだったそうです。2月の10日に朝は元気に挨拶をしていたぼたんちゃんが天国へ旅立ってしまいました。ご依頼主さまはあまりに突然のことで受け入れることが出来ず、しばらくは悲しくてネットで他の小鳥の写真を見ることも出来なかったとお話してくださいました。それでも時間が経つとともに、またぼたんちゃんの元気な顔を見たいと願うようになってアトリエプリュムにご依頼いただきました。
メールでぼたんちゃんの好きだったもの、お気に入りの遊びなど伺いながらイメージを膨らませていきました。ご家族さまが携帯で動画を観たりゲームを楽しんでいるとヤキモチを焼いて飛んできたそうです。((( つ•̀ω•́)つ そのくせ一人遊びに夢中になっているときは返事だけして来てくれません(笑)紙を細く切る遊びで上手に長く細く切れるとわざわざ持ってきて「どうよ」と言わんばかりの表情で自慢げに見上げてきたそうです。( ´罒`*)
ご家族様は、ぼたんちゃんの面影を精一杯に映したフィギュア作品をあたたかく迎えてくださいました。ぼたんちゃんの旅立ちに立ち会った息子さんはフィギュアのぼたんちゃんを見てTシャツを被って泣いてしまったそうです。それを伺って私も胸が一杯になり涙が溢れて止まりませんでした。
ブルーボタンインコ(オーダー制作)
Lovebird
GALLERY
制作のためにお預かりした「ぼたんちゃん」のお写真①
お腹側から見たところ。
製作途中。背羽はまだありません。
七色メキシコインコの「なな」ちゃんがフィギュアのぼたんちゃんとご対面した時の様子。のけぞっていますね(笑)