冬の夜はドールハウスの窓を覗いて想いにふける(ˊ▽ˋ*)

こんばんは♪毎日寒いですね。暗くなるのもずいぶん早くなりました。冬の夜は静かで、ぼーっとしていると頭の中に次々いろんな考えや想像が映し出されてそれを映画みたいに眺めているとあっというまに1時間くらい経っています(笑)わたしの場合は行ってみたい国とか夢でみた秘密のお庭とか場所や建物にまつわることを想像して楽しむことが多いです。それはたぶん中学生の時に愛読していた本が影響しています。

柏葉幸子先生作「霧の向こうのふしぎな町」です。対象年齢は小学生だと思うんですが、わたしは中学生の時に友人から借りてこの本に出会いました。リナという小学生の女の子が夏休みにピコットおばさんのお家に招待されるというお話で、この霧の町には呼ばれた人しかたどり着けないというファンタジーです。

わたしはこの本が大好きで大好きで自分で購入して何度も擦り切れるほど読み返しました。大人になってから愛蔵書として新しく単行本を買いなおしたほどです。メルカリで50.000円で出品されていた初版本がもう少し美品だったら買っていたであろう、ということはヒ・ミ・ツ(笑)この霧のまちのように「呼ばれた人だけが辿り着ける場所」に憧れを抱き続けて、その気持ちは少女の時のまま大人になってしまいました。私がドールハウスを隙間時間で少しずつ作り続けているのはいつか私だけの「霧の町」を再現したいからかもしれません。静かな夜に明かりの灯った小さなお店の窓を覗くと中から可愛らしい声が聞こえてくるような気がします。それは私にとってとても幸せな時間です。今夜はみなさまにも楽しんでいただきたいと思います。アトリエプリュムの「霧の町」へようこそ♪

アトリエの霧の谷のふしぎな町」は本棚の中にあります。

2つの店が仲良くならぶメインストリートです（今はこれだけしかありませんが。笑)左側がケ―キ屋さん、右側が古本屋さんです。店の奥行は本棚の奥行と同じです。ですので店の扉を開けると床まで奈落が広がっていました。そこで町の住人が自由に行き来できるように5センチ幅の石畳もようの道を作りました。（だって夜中に住人が活動しているかもしれないでしょうｗ？）

ケーキやの窓を覗いてみましょう♪

ここの住人たちは本が大好きなんです。だから読みたい本は隣の古本屋に借りに行っています・・・だぶん♪

さぁさぁなんでもお好きなケーキを召し上がれ♡

ケーキ屋の入り口には傘が置いてあります。だれの傘なんだろう？って想像するのも楽しいです♪次はおとなりの古本屋さんに行ってみましょう！さてさてまずは窓から中を・・・

こちらの窓辺は雪景色です☆窓から冬の公園が眺められる贅沢なロケーションにこの店はあります♪

小さなテーブルにはお客様のためにコーヒーとシュガーパンが用意されています。きっと隣のケーキ屋さんで購入したものに違いありません(๑´ლ๑)ﾌﾌ♡

お店の中の品物は色々なところで集めてきました。自分で作ったものも少なくありませんが、ミニチュア作家さんのすてきな作品も置かせていただいてます。最近メルカリで出会った素晴らしい作家さんがいらっしゃいまして「ショコラムニエ」と「卓上のカード入れ」をお迎えしました♪メルカリで人気の作家さま「君そば」様の作品をご覧ください♡

素敵すぎる作品さんたちを、そ～っとお店の中に設置してみましたら・・・まるで最初からそこにあったかのように馴染んでしまいました♪

小さな留め具も１から手作りのオリジナル品が使われています。なんて贅沢♡

もうひとつの「ショコラムニエ」は天井付近の吊り棚に。わたしがこの店に入ったらきっと「あれは売り物なのかしら？」って気になって上ばかりみてしまうｗ

アンティークの机の上に「メモ仕分け箱」を置かせていただきました。え？どこに置いた？ってくらい自然にお店の風景になじんでいます♪古本屋だから「アンティークの外国のカード」とか「写真」とか無造作に入っているんだろうな。そこからお気に入りの1枚を探すのも楽しいよね♪

本を読むリスさんの手に握られているのは「銀の懐中時計」代々家に伝わる時計なんです・・・たぶん(*ﾟ▽ﾟ*)

本の「霧のむこうのふしぎな町」には５軒の店があります。アトリエの「霧のまち」も少しずつ増やしていきたいと思っています。冬の夜は寂しくなってしまうこともあるけど、小窓を覗けばそこにはいつも賑やかで素敵な時間が流れています♪