すずめ
(幼鳥)

スズメ目・スズメ科
(平均体長15センチ)

Tree Sparrow

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白文鳥
一羽の小さなスズメは、田園風景の広がる自然豊かなところで産声をあげました。

そこではあちらこちらで、ツバメが巣をつくる光景が見られます。

ツバメの古巣を利用して、スズメのお母さんは子育てをしておりました。

ある日、安全で温かい巣から一羽のスズメが落下してしまいます。

オーナー様が発見した時には、呼吸をしてはいるものの、目は閉じられ

鳴き声を発する元気もない程 衰弱した状態でした。

このような緊急時には、ドッグフードをあげるのが良いのだそうです。

幸い、保護されたお家では、犬の親子が暮らしておりました。

オーナー様は早速、水ですりつぶしたドッグフードをスポイトで流し込むように

与えたところ、何とか元気を取り戻したそうです。

2012年7月17日。小さな子スズメは命の危機を乗り越えて新しい家族を得ました。

    

その後、この子スズメはスクスクと育ちました。

お子様たちも積極的に育児に参加してくれたそうです。

ぴーちゃんという可愛い御名前が、お嬢さんから授けられました。

お嬢さんは、ぴーちゃんの成長の過程を丹念に記録して、まとめました。

そのレポートは、なんと市の科学賞に輝いたそうです!


スズメは、最も身近な鳥でありながら近づくことは至難の業。

更に仲間として認めてもらえるのは、ほんの一握りの幸運な方だけでしょう。



ぴーちゃんはゴハンが大好きで、隣のゲージの住人「インコのソラちゃん」と

中良しでいつも楽しく何かお喋りしていたそうです。

家族に愛されて、幸せに暮らしましたが、それでもお別れはいつかやって来るもの。


元気だったぴーちゃんは、冬の日に突然体調を崩し快方に向かうことなく

永い眠りについたそうです。


オーナー様は、何か面影を感じられるものを手元に置いておきたいと

方々お探しになり、ついにアトリエプリュムに辿り着いてくださいました。


ぴーちゃんの柔らかさや匂い、温かさ。

オーナーさまの幸せな想い出が、いつでも取り出せるようにこの子は生まれて来ました。



アトリエ生まれのぴーちゃんが、「懐かしい我が家」に帰宅した日、


(これからは)「いつまでも一緒だよ」と御迎えしてくださったそうです。

そして仲良しだったインコのソラちゃんにも「ただいま」の挨拶を!


ぴーちゃんの嬉しそうな姿がありありと目に浮かびました。

ずっと一緒でいられるということは、なんて幸せなことだろう。

改めて気付かされました。

本当に人を幸せにする出来事は、実はとてもシンプルなのかも知れません。




白文鳥